2021年5月18日(火) 城山ホテル鹿児島にて
講話者
法人局 法人スーパーバイザー
株式会社トータル
永木 保史 氏
テーマ「家庭」
他の会にはない、家庭が一番大事、栞や倫理研究所の本で学びながら自分の実践をしてきました。
昔は家庭では厳しく、世間体を気にする自分でしたが、倫理でたくさんの気づきがありました。
長男が生まれた時は、かわいくて過保護に…
小2の時、学校から集団行動ができないと言われ、なぜ?いじめ?奥様のしつけのせい?と他のせいばかりにしました。
自分自身、父は厳しく家庭団欒の記憶がなく、あんな厳しい人にはなりたくないと思っていました。
そんな父も病気になり、奥様がずっとお世話をしてくれましたが、自分は、心の中で許せない自分がありました。
自分では、気付かないわがまま、自分勝手で奥様からは離婚話もありました。
息子が小4の時、学校で母の日に向けての母への手紙を自分は、おじいちゃんに書きたいとおじいちゃんに書いていた手紙を読んだ時、自分は、父へありがとうと言ったことはなかった…読んでいくうちに涙が出てきました。
その時、走馬灯のように自分が幼い頃、父がおぶってくれた父の温もり、匂いを思い出してきました。
嫌なところばかりが見えていたが、父母がいなかったら自分はいなかったことに気づき、倫理への入会に繋がり、家庭もジワジワ良くなり、会社も倒産寸前までいきましたが、再度チャンスを!と職場の教養を使って朝礼を始めました。
家族にも会社にもありがとう!との思いで、身近な人を大切にできずにお客様を大切にできない!
人の前では、自分も社員も不平不満を言わない!
ぶつぶつ、うじうじがまわりを同化させていくし、足元がふらついてきます。
効果絶大です!
息子が小6の時、お父さん、変わってくれてありがとう!と言ってくれ、勉強をしたい!と言ってきました。
倫理のおかげで夫婦の挨拶から始め、息子も今は大学4年になり、自分のやりたいことに向かって頑張っています。
息子の綺麗なガラスのような心が少しずつ戻ってきたと思いますと清々しい感動に会場は包まれました。