第1054回経営者モーニングセミナー

2021年3月23日(火) 城山ホテル鹿児島にて

■辞令交付

株式会社S.I.コンサルティング 杉野貴洋氏、日本生命保険相互会社 塩屋美紀氏へ役員辞令が交付されました。今後のご活躍を祈念いたします。


■講話

講話者

鹿児島北倫理法人会 専任幹事
株式会社ウィズ鹿児島
久保田 吉信 氏

テーマ「諦めかけた土作りを倫理の実践で地球が味方する」

歌手の久保田利伸さんと名前を間違えられる、久保田吉信 専任幹事の講話です。

物忘れの進む母親の食欲が落ちていた時、自分で料理をしてあげたら泣いて喜んでくれたが、その翌日には「吉信は最近顔を見せない」と忘れられていたと笑って話します。

土作りの権威である岡山源作氏の竹の話を聞いて感動し、鹿児島での竹堆肥の事業に手を挙げて3年、全く売り上げが伸びなかったそうです。この事業を諦めかけていた頃倫理法人会に入り、当初倫理に不安を感じながらも勉強を続けていたが、倫理法人会活動指針にある「自然を畏敬・親愛し、『地球人』たる自覚を深め、環境の保全と美化に貢献する」の言葉を目にした時、なぜこの事業をはじめたのか初心にかえることができ事業を続けられたと言います。

ある時取引先とのトラブルで1000万の支払いを月末までにしなければいけない状況になったが、「打つ手は無限」の教えにある、人の知恵も借りてみよとの言葉に、自社で持っていたロードスイーパーをお金に変えたいと思いサウナ仲間に相談したところ、それを隣で聞いていた人が興味を持ち、とんとん拍子でこの苦難を乗り越えられたそうです。

今は、竹炭の販売等のネット事業に重きを置き、顔の見えないネット販売から顔の見えるネット販売を目指しているといい、高評価レビューにコメントするのは楽しいが、低評価レビューにも100%応えることによりお客様との距離を縮めるようにしていると話します。

倫理を学ぶ以前の自分と比べ現在の自分はずいぶん変わった。夫婦仲、職場の雰囲気も良くなってきたと言います。

最後に倫理の日めくり標語カレンダーを3年分並べて掲示していると言い、これらの言葉にいつも勇気をもらっている、ぜひ倫理を周りの人にも広め共に成長していきましょうと話されました。