第1055回経営者モーニングセミナー

2021年3月30日(火) 城山ホテル鹿児島にて

講話者

鹿児島北倫理法人会 会員
向江かほり後援会
向江 香穂理 氏

テーマ「日本一の自信と感謝」

祖母から倫理的な考え方を最初に教わったと話す向江氏の講話です。

高校時代、少し人間関係で悩んでいた時、祖母から「自分は相手にどう思われたいかではなく、自分はどうありたいかと考えて動けば相手に伝わるんだよ」と言われ、見えないことを変えていくことで、見えているものを変えていけるという考え方ができるようになったと言います。

生命保険会社で働いた後、短大に入り直したりしたが、祖母のアドバイスもあり、30歳までに資格をたくさん取ろうと考え、マジオドライバーズスクールに就職し、いろいろ資格を取らせてもらったとのこと。

そんな中、自動車学校の学科の指導方法のすばらしさを競う大会があることを知ります。これは出場チャンスが一人一度しかなく周りの協力が必要なため、教習所の職員みんなの前で宣言し手伝ってもらう約束を取り付けたそうです。

まずは県大会で優勝でき、そこで根拠のない自信がついたと言います。次に九州大会に臨み、自信満々であったが2位。2位まで全国大会に行けるので皆は喜んでくれたが、悔しくて一人笑顔になれないでいたそうです。その様子を見て校長から、皆が協力してくれた結果なのに、なんで自分だけの結果と思っているんだと叱責を受け、はっと気づきます。

皆に謝り、内容を作り直して全国大会で優勝したい思いを告げ、更なる周りの協力のもと、ついに最優秀賞をとることができたと話します。

これは挑戦する楽しさから出た結果だと思っている。これからもいつも楽しめる自分を持ち続けたいと笑顔で締めくくられました。