第1053回経営者モーニングセミナー

2021年3月16日(火) 城山ホテル鹿児島にて

講話者

法人局 普及事業部
九州・沖縄方面 副方面長
宇都 進 氏

テーマ「『栞』から学ぶ」

祖父母の代から倫理を学ぶ、10人兄弟の宇都副方面長の講話です。
家庭内では、朝の挨拶の順番や食卓を囲む順番など倫理に基づいたルールがあったと言います。

丸山敏秋著「正しく学び、楽しく動く」から一部紹介があり、
例えば倫理指導を受け、手をついてわびることで夫婦仲が改善した経験をもつと、手をついて詫びることが倫理の教えと思ってしまう人がいるが、悪いと分かったら自分から詫びる事が大切であって、そのやり方は人それぞれで構わない。正しく学ぶことが大事。学びの原点である万人幸福の栞について詳しくみていきましょうと話します。

著者の歩みを知ることによって、栞を深く理解することができる言い、丸山敏雄創始者の生い立ちの紹介がありました。
栞の読み方として、先入観を捨てる、今ここという読み方をする、実践と結び付けた読み方をすることが大事と話します。

また、ご自身が倫理研究所に入所して恩師から言われた事として
・いろんな実践をしなさい
・両親への思いを深めなさい
・万人幸福の栞の第2条「苦難福門」(苦難は幸福の門)と第13条「反始慎終」(本を忘れず、末を乱さず)をしっかり学びなさい
の3つを挙げ、まず親を通しなさいと教官から口酸っぱく言われたそうです。

純情(すなお)を目指して
・純情には陰と陽の二つの面がある
 陰⇒受容 ― ハイの実践
 陽⇒発動 ― 即行の実践
・あなたは受容型か発動型か?
 発動型の人は受容を意識する。受容型の人は、一歩前に出ることを意識するとよい
と言い、

最後に
「朝起きは繁栄の第一歩」とあるが、朝の目覚めは一番最初の気付き。この最初の気付きをおろそかにすると次の気付きが後手に回る。気付きは大自然からのメッセージ、成功の法則です、と話されました。