第1032回経営者モーニングセミナー

2020年10月20日(火) 城山ホテル鹿児島にて

講話者

法人局普及事業部
九州・沖縄方面担当 研究員

鶴川 宗弘 氏

テーマ「倫理経営とは」

生まれた時既にご両親が倫理に携わっておられ、倫理歴41年の41歳と称される鶴川宗弘研究員の講話です。

丸山敏秋理事長の言葉を引き合いに
過去を顧みると、30年ごとに世の中は上り期下り期を繰り返してきている。そう考えると新型コロナで出鼻をくじかれた形ではあるが2020年以降の30年は上り期にあたる。私たちは倫理で得た気づきや学びを経営に活かしていけばよいとのこと。

またご自分の職場での体験を例にあげ、私たちは人、物、自然と関りを持って生きている。それらに対する責め心をなくせば、うまくいくし病気もなおってしまうと話されます。

80歳になる日本酒の蔵元のおかみさんの体験で、経営が悪くなった時おかみさんが実践されたのが、挨拶。
まずは社員への挨拶の実践、次に夫へ名前を呼んでの挨拶の実践、そして蔵の中の菌への感謝と祈りの挨拶を15年続けた時、つい全国鑑評会で金賞を受賞されたという話も紹介されました。

まさに感謝の経営。自分だったら何ができるか。欠かすことのできない物に対して何ができるかを考えてみることが大事と最後に話され、改めて自分に当てはめて考えてみようと思いました。