第1031回経営者モーニングセミナー

2020年10月13日(火) 城山ホテル鹿児島にて

講話者

鹿児島南倫理法人会 会員
株式会社はらさきや
原﨑 大作 氏

テーマ「問いと行動」

なんとこれまでに3回も交通事故に遭ったという原﨑さんの講話です。

そのうちの10歳の時に遭った2回目の事故が大きく、その時左足の切断に至ったそうです。

その後30年間、走るということはなかったそうなのですが、子ども達と公園で遊んでいるときの「お父さん、はやくはやく」という娘さんの一言がきっかけで、義足をブレードに替え、走ることを試みるようになったとのことです。

初めは走り方も分からなかったものの、小さい棒高跳びのように飛べばいいのではないかという気づきから始まり、だんだん早くなり、動画で見させていただいた走る音も確かに力強く変わってきていました。

今では、娘さんよりも速く走れるようになり、義足だから走れないという考えから、義足だから走れるに変わり、娘さんには義足でズルいといわれるようになったと笑って話されました。

走ることを通じて仲間も増え、また、ありたい自分・現実の自分に対する「問い」が生まれたとのこと。その問いに必要なのは行動なのだと思うと話されていました。

仕事面に関しても、患者様に楽しんでもらいたいという思いから自身の経営する薬局でカレーを食べる会、いちご販売、学生へボードゲームの為に薬局を開放したりと、自分は「思いついたらすぐ行動」するタイプと口にされ、何事も難しく考えず、楽しく向き合う姿勢が伝わってきました。