第1104回経営者モーニングセミナー

2022年3月8日(火) 場所 城山ホテル鹿児島

会員スピーチ

会員 山下 舞 氏

外ヅラはいいが家庭内では反抗したり当たり散らしたり不安定な時期もあった。絆の会で速水さんと出会い、たくさんの学びの中で、支えてくれた家族に感謝できるようになった。

地元である鹿児島にも恩返しをしたく地域活動にも力を入れている。

講 話

鹿児島南倫理法人会 会員
(株)オコソコ
蔵元 恵佑 氏

テーマ:「若者が挑戦できる土壌とは何か―頴娃町で今起きていること」

最初は大企業に務めていたが、ベンチャーへの魅力も感じ開業することになる。古民家再生や地元の食材加工、宿泊施設などいろいろな分野で活躍している。

日本の自然、文化、農業、産業などをこれからの若者たちがどうしたら素晴らしいものだという価値観を持ってもらい持続していけるのかとの思いで、鹿児島県頴娃町に移住。
以前よりあるNPO法人をもとに株式会社オコソコを創業。
経営理念は境界線を想像する。週報制度を持ち、みんなにわかるように言語化しフィードバックし面談をし、人事教育にも力を入れている。

事業としては、だしとお茶の店「潮や」で修学旅行生にお茶の魅力を教えてあげたり、川登SUPガイドも手掛ける。宿泊施設では企業の合宿と企業の未来について話し合う場にもなっている。また空き家問題は苦しい問題でなく楽しい取り組みとなるように、離島も含めオンラインスクール等を企画しスクールを開校し本音で話せる仲間づくりにも力を入れている。その中でも楽しさおいしさが伝わるよう盛り上げて、最近ではトカラ列島で採れたバナナスムージー、屋久島の飛び魚で作る飛び飯などなど…精力的に活動している。

現在があるのも地元の方々が1980年寄せ鍋クラブというワイワイ地元を盛り上げるための思いがあり、その方々から恩恵を受けてここまで成長できたので、これからは還元していきたい。

このように私が挑戦してきた理由は素晴らしいコミュニティがありそこに挑戦したい人がいるから。そして人・もの・資金・情報、これらの本質を見失わずデザインしこれからも行動していきたい。

講話の中には経営理念や、根底に倫理の栞に基づいた言葉がたくさん盛り込んでありました。