2021年8月24日(火) 城山ホテル鹿児島にて
講話者
家庭教師の宇都
宇都 哲弘 氏
テーマ「物理学的なものの見方のすすめ」
物心ついたころから理科が大好きという、宇都氏の講話です。
6年間大学で物理を学び、半導体メーカーにエンジニアとして18年間に勤めていたが、工場閉鎖を機会に退社し、中古カメラをネット販売するようになった。またそのころ学生時代にやっていた家庭教師の依頼も受けるようになり、5年前に本格的に家庭教師業を始めた。
高校生を中心に数学・物理・化学をオンライン/オフラインで教えている。
子ども達が理系文系に関係なく自発的に勉強に興味を持ってもらえたらと思っている、と話します。
また、いろいろな物理の事象や宇宙の話を分かりやすくされ、物理の「作用反作用の法則」と栞の「万象我師」はよく似た法則と言います。
話中、「バスの中の風船はバスが動き出すとどのように動くか?」「なぜオリンピックの走高跳び選手は自分のジャンプ力以上のバーを飛び越えられるのか?」さらに「風力発電の羽の先端の速度は時速216km!」「織姫と彦星は人間の寿命に換算すると0.3秒に1回会っている」などの問題が出され、頭の中でのイメージと正解は全く違うものの、きちんと物理として説明を受けると理解ができます。
「緻密に計算すると見えないものが見えてくる」と言う言葉に納得した今日の講話でした。