第1059回経営者モーニングセミナー

2021年4月27日(火) 城山ホテル鹿児島にて

講話者

法人局 法人アドバイザー
株式会社 紙資源
大津 正和 氏

テーマ「活力朝礼は繁栄の源」

福岡県八女市にて10人兄弟の8番目として生まれ、全国第8号認可の福岡県倫理法人会(鹿児島は3番目)の8代目会長に就任歴を持つ大津法人アドバイザーの講話です。

会社は段ボール、新聞、雑誌の回収をしています。段ボールは100%リサイクル、新聞紙も50%が古紙であり、その工場として鹿児島にも昔はトイレットペーパーの会社があったと言います。

倫理法人会に入って20年になる。色々学ばせてもらったが、県の会長を拝命したのを機に活力朝礼を取り入れた。モーニングセミナー時、当時の藤崎方面長から声が小さいと7回言われ、大きな声を出せるようになったと話します。

朝礼で声出しをすることで、1日150台のトラックが出入りする工場内でも大きな声で誘導するようになり事故が減った。ぶつかれば物は修理すれば元にもどるが人に及ぶと大変なことであり、とっさに大きい声を出せることは重要なこと。
営業所に直接持ち込むお客様もいるが、そういう方にも元気よく挨拶するようにしている。

また福岡は明太子が有名だが、ある時パッカー車で明太子を販売するお店に同業者と一緒に回収に行ったとき、うちは車をきれいに掃除してあり大きな声で挨拶をするが、同業者は掃除をしていなく、汚い・臭い・挨拶をしない。それを見て所長さんがうちを指定して段ボールを引き取ってくださいと依頼された事があった。また5つのストアを経営している方から、(そのうちの1つを担当させてもらっていたが)同じく全てお願いしたいと言われたこともあったと話します。

元気に挨拶をする、車をきれいにする等、常に活力朝礼の中で伝えている事ではあるが、倫理を学ばせてもらうことで業績を伸ばすことができたと思っていると纏められます。

丸山敏雄創始者誕生の地である福岡県豊前市の市長も聴講に駆け付けた、本日のモーニングセミナーでした。