第1056回経営者モーニングセミナー

2021年4月6日(火) 城山ホテル鹿児島にて

講話者

法人局 法人スーパーバイザー
鹿児島北倫理法人会 相談役
株式会社Coach喜働
塩川 哲郎 氏

テーマ「栞に学ぶ」

講話の時、栞の輪読で第5条「夫婦対鏡」によく当たる塩川法人スーパーバイザーの講話です。
今回はその流れもあり、夫婦対鏡(夫婦は一対の反射鏡)についてお話をいただきました。

倫理を学んでいくと男性の経営者は第14条「信即太陽」(希望は心の太陽である)や第15条「信成万事」(信ずれば成り、憂えれば崩れる)を好む人が多いが、夫婦対鏡はそれ以前のベースとなる。家庭が良くなれば事業は発展するようになっている。しかし事業が発展しても夫婦仲がよくなるとは聞かない。
これまで色々な会社を見てきたが夫婦仲が良くない経営者の会社は長く続いていない、と話します。

倫理では、目に見えない世界(幽界)と目に見える世界(顕界)について教わる。それは陰と陽、心と体、女と男を意味し、女性が心の役割を男性が体の役割をする。女性が主体であって男性は対象であると教わる。筆で例えると持ち手が女性で筆先が男性。これが互いにがっちり一つになっていることでしっかりと文字が書ける。これを理解できていれば夫婦仲はうまくいく、と話されます。

また上村会長宅でのお好み焼き事件を引き合いに、一般的に外面と内面があるように、家庭内での封建的な態度は案外自分では気づいていないとの話に、私自身家での振る舞いには今一度留意し、まず自ら妻を尊重する言動を心掛けたいと思いました。