第1040回経営者モーニングセミナー

2020年12月15日(火) 城山ホテル鹿児島にて

講話者

鹿児島北倫理法人会 相談役
(株)Coach喜働
徳留 忠敬 氏

テーマ「『栞』が示す“倫理経営の真髄”」

コロナは、あと1年半は影響があるでしょう…
自分の経営の形を変えるしかない。
働きがい改革をしていかないと去っていく可能性が高い、転職が当たり前の時代です。

経営倫理ではなく、倫理に基づく倫理経営を!

倫理経営の骨格(基本)になる栞の4か条は
第14条 心即太陽
第15条 信成万事
第16条 尊己及人
第17条 人生神劇
です。

まず、経営に1番必要なのは、第14条(希望は心の太陽である)だと思います。

『目標なくして希望はない』   丸山竹秋著
この言葉に出会ってすごく嬉しかった!
経営者は、従業員に、夢、理想、ビジョンをずっと語っていかないといけない。
世のため人のための壮大な目標を高く掲げる

第15条(信ずれば成り、憂えれば崩れる)
『人生は信によって成る。乱れは信の欠けたことからおこる』は好きな言葉です。
信ずることは、信頼関係のベースになります。
決心と目標は、強いものを持ってほしい。
強い決心が信念に変わるので、しっかりした結果を出したかったらはっきりした目標を持つことです。
10年は、ずっと一途に続けると達成できる力を人間は持っています。

第16条(己を尊び、人に及ぼす)
まずは相手に合わせること。
組織(チーム)の心が一体になった時、すごい力を発揮する!
化学反応がおきます!と2018年のサッカーW杯ロシア大会の事例を…

第17条(人生は神の演劇、その主役は己自身である)
この言葉には、心を打たれました!
主役が己の真面目に生きて、誠実にその筋書き(倫理)を熱演する時、わが周囲は忠実なる助演者、共演者であり、環境はかくやくと輝く彩光、目もあざやかな彩色の檜舞台、それが常にことごとく我がためにめぐる、ただ我がために。
この文章に、とても感動しました!
倫理経営をしていると支えられる。
どんな時でもチャンスはやってくる。
人の心は変わらない。

明るい年を迎えてほしいと締めくくられました。

優しく、あたたかい中の強く元気になれた講話に皆さんの笑顔が印象的でした。