第1115回 経営者モーニングセミナー

2022年5月24日火曜日  会場 城山ホテル鹿児島

会員スピーチ

幹事 塩屋 美紀 氏

万人幸福の栞(しおり)を読み返してみて、考え方が変わってきたと感じている。今日は家族と倫理について話してみたい。

86歳の父が最近元気になってきた。行きたいところにも連れて行けるようになり、足洗もした。父から感謝の言葉があり、栞の成果を実感した。

息子が二人いるが、長男は大学を今年卒業し、教員になる前に民間での仕事の経験を積みたいと就職し、次男は大学で専門学部外の音楽をしたいと自分の意見を持ち、誇りに思う。

これからも栞をもとに実践すると共に皆さんに倫理を伝えて行きたい。

講 話

法人局 法人レクチャラー
(株)プリンティング コガ
太田 完志 氏

テーマ 『出来る・出来ないは解釈であり事実ではない。やると決意すれば方法は必ず見つかる』

倫理法人会との出会いは柳川・大川倫理法人会に社長代理で参加したのがきっかけであった。
入会5年目で単会の3代目会長を引き受けた。
当単会は先般鹿児島北で講演した武下氏をはじめ、若手が元気で活気があり、熱い。

入会時、仕事柄朝型人間ではなく半年の間は絶対やめようと思っていたが、県の倫理法人会のある方と出会い倫理を学びたい気持ちに変わった。広報委員になり、忙しさを理由に県の広報委員会に出席出来ない事をメールで委員長に訴えた。すると返信メールがあり、内容を見てこれが倫理かと思った。
叱責どころか「忙しいですね。半年は来なくて良いですよ」と自分の気持ちを大きく受け取っていただいた事に驚いた。そして成功する人としない人の違いは何か?それは考え方の違いであり、成功しない人はできない理由を探し、成長しないからであると!

5年ほど前、会長2年目に会員67社から100社達成を決意。2ヵ月で30社その後90社到達で単会役員の雰囲気が一変した。翌年4月に100社を達成、5月に設立5周年式典で100社達成祝賀会も行った。まさに苦難福門であった。

5周年式典後、仕事でも苦難福門を実感。昔は絶対無理が口癖。今は決意すれば出来る。

社内反対の中、筑後営業所を設立。2~3年うまくいかない場合トップは撤退意向、自分は諦めない。出来るはずの決意で開拓に奮闘し、行政の担当部署にも入札参加を直談判し、道は開けた。

人は自己革新する事で考え方が変わり、行動が変わることを学んだ。『出来る・出来ないは解釈であり事実ではない。やると決意すれば方法は必ず見つかる』と。

万人幸福の栞第15条「信ずれば成り、憂えれば崩れる」は言い換えれば、憂えず諦めない。
104頁に「きっと出来るぞ、きっとやるぞ、と動かぬ信念がその事を成就させる」
105頁に「決心の強いか弱いかによって、仕事の成否が決まる」とある。