第1107回経営者モーニングセミナー

2022年3月29日火曜日  場所:城山ホテル鹿児島

会員スピーチ

幹事 川原 健司 氏

会社は30周年を迎えた。弊社は製造卸業であり南九州の素材を生かした生餃子作りに注力している。ラーメンなら○○、カレーなら○○と言う風に餃子屋として思い出してもらえるようにしたい。

餃子屋が増えているが、いろんな形での餃子屋を繋いで一つのブランドとして発信し、鹿児島の餃子を元気にする活動を始めている。

講 話

鹿児島北倫理法人会 相談役
(株)喜働Coach
徳留 忠敬 氏

テーマ 「生産性(1人当たり付加価値)を上げて、賃金を上げる」

これからは右脳が主役。右脳でイメージし左脳で形を作っていく。
日本の生産性はOECDの中で23位と低い。経営者は根本的に会社を変えていかなければならない。日本の賃金は30年間横ばい、ついに韓国にも抜かれている。
日本は従業員の質は高いのに経営者の質が低い。アメリカは経営者の質が高い。また日本は投資もしていない。
大転換の時代にきている。環境にあった会社にしていくことが大事。
生産性を上げて賃金を上げなければならない。生産性と賃金をセットで考える。

その為に

1)経営計画を発表し社員に働きがいを持たせる
2)経営者の3つの役割を信念をもって果たす
3)経営者が社員に力強く宣言する「生産性を上げて、賃金を上げる」
4)売上 ― 外部購入費(変動費)=付加価値
5)生産性=付加価値を上げる
  ⇒自社の事業を根本的に変革する(設備・研究開発・人材投資の実行)

適材適所に配置転換をし、従業員が3年後には自己実現をしている会社にする。
課題を明確にして取り組んでもらいたい。