第1087回経営者モーニングセミナー

2021年11月9日(火) 会場 城山ホテル鹿児島

会員スピーチ

会員 森 朗 氏

会長をしていた頃は10名以下の参加者で、一人で何役もやった。大変だったが、ある日、参加者の顔を見ていたら、毎週足を運んでくれることへの感謝が湧いた。 それからその参加者が元気になれるMSにしようと気持ちが切り替わり、楽しくなった。心が変わることで参加者数もグッと増えた。苦難福門を実感できて良かった。

講 話

鹿児島北倫理法人会 会員
福山食品(株)
福山 照康 氏

テーマ「全ての食材には薬効がある!」

中学、高校と周囲の雰囲気に溶け込めず、苦労をした。大学浪人の時には家業を手伝っていたが、一念発起して東京の大学へ。しかし大学紛争時代でずっと授業がなく、その頃出会ったガンジーの非暴力(サルボダヤ運動)から、募金活動のおかげでインドへ招待される。

日本とは全く違う文化に、次々と衝撃を受けたが、ずっと勉強勉強という生活からのストレスがスッと晴れて、意識が変わった。

帰国しても日本語が分からなくなるほど、インドに溶け込み、ヨガや呼吸法を体得して過ごした。インド生活を通して、足や体がとても軽くなり、重いリュックも感じなくなった。この体験から、魂と意識、肉体は別々のものなのだ、と分かった。このビフォーアフターの体験から、今後どのようなことがあったとしても、病気になっても、自分は必ずあの「軽い」状態へ戻れるという、不思議な自信がわいた。

その後、詩人の山尾三省の後釜として勤めたお店のご縁から、自然農法の確立者である福岡正信氏と出会う。西表島まで会いにいき、自然農法を目の当たりにした。その頃から、インドの学びも含めて、食事の大切さを深く理解できた。

炭水化物は悪者ではなく、熱を加えてデンプンが壊れることで血糖値を上げてしまう。したがって、そうならないパスタを開発しようと苦労し、ついに体に良い物が完成した。 普通は、早いもの=ジャンクフード だが、このパスタは早く茹で上がることで、より体に良くなる。

夢かぎりなくの歌の歌詞や、食事会前の挨拶など、倫理で出会う「自然」「食べ物」に感謝の心で、これからも良い物を皆様へ広めたい。