第1065回経営者モーニングセミナー

2021年6月8日(火) 城山ホテル鹿児島にて

講話者

法人局 法人スーパーバイザー
鹿児島北倫理法人会 相談役
株式会社 Coach喜働
塩川 哲郎 氏

テーマ「心境が現象化する」

親・長男と親子3代結婚記念日が一緒という、塩川相談役の講話です。

初めて出席される方が大勢いらっしゃったので、初めに朝礼や輪読の意味、やり方等の説明があり、モーニングセミナーは週1回の朝礼みたいなものと話されます。

私たちが学ぶ倫理とは、幸せになる生活の法則に取り組み、それを自分のモノにすることで、「ふんわりとやわらかで、何のこだわりも不足もなく、澄みきった張りきった心、これを持ち続ける私になる」ことを目指している。

35歳で倫理法人会に入った当時、積極的にはなれなかったが、「ふんわりとやわらかで・・・」これを目指すのなら勉強してみたいなと思ったと振り返ります。

ここでの「何のこだわりも不足もなく」とは何でも「はい」と受ける事。
小学2年の娘さんが飲酒運転の事故に遭い、脳に重大な障害を負い命すらあぶないと言われた方の話をされ、相手の事情を聞き賠償も何もない示談交渉に「はい」の一言で承諾した結果、娘さんは奇跡的な回復をし、今は結婚し子どもまでいる事例をあげ、何のわだかまりもなく「はい」と受け切ることの大切さを説きます。

万人幸福の栞の17カ条を簡単にまとめた資料を準備され、自身は第16条【己を尊び人に及ぼす】が一番大事だと思っていると言います。

人の思考言動の起点は、「愛」か「恐れ」の2つしかないと言い、資料の愛の三角形、恐れの三角形の説明をされ、心の歪み・不自然な心が出たときは、恐れの三角形を逆に回してみる。恐れ・劣等感から責め心がでたら、何にイライラしているのか問うてみる事が大事と言います。

倫理を学んできて恐れが無くなったわけではないが、だんだん小さくなってきた。
一番大切なことは、責め心・恐れの原因が分かった時は、できるだけ早く相手に詫びる。分からない時は自分を許すことで気分が楽になる。また自分が明るくいる事も大切と話します。

最後に、倫理の勉強をしていると自分の心境が変わってくるし、家庭も変わってくる。そして会社にもいい影響がでてくる。是非毎週一緒に勉強していきましょうと話されました。

結婚記念日に起きたミニオンズのパンツ事件が頭から離れない今日の講話でした。