第1078回経営者モーニングセミナー

2021年9月7日(火) 城山ホテル鹿児島にて

講話者

法人局普及事業部
九州・沖縄方面長
津隈 亮二 氏

テーマ「実践の醍醐味」

「世の中は不公平です」息を飲む一言から始まった講和は、「笑い」と「感動」と「深い学び」のある素晴らしいものでした。

人は生まれながらにして不公平。津隈亮二方面長はこの問いに向かい合い、実践を通して学びを深めてきた方でした。

一見不幸だと思うことも、自分自身のとらえ方が変わると生き方が変わる。生き方が変われば出会う人が変わる。

毎日繰り返される両親の喧嘩に嫌気が差し、実家を出て一人で暮らし始めたが、周囲に怒りをぶつけ、失恋をきっかけに引きこもった。それから倫理を学び、苦難を頂いていたことを理解し実践を始めた。

一番身近な実践の場は夫婦関係。良かれと思って洗濯物をたたむと「余計なことはせんといて!」と言われ、洗濯物をたたみ直し始めた妻。
思わず「チェッ」と舌打ちしたエピソードを「顔芸」とも思われる満面の笑みで話されるが、「人生で一番縁が深いのは妻です。もし妻に何かあったときは、私しかいないかなー」と、その軽い口調とは裏腹に、言葉の中に強い決意を感じました。

「境遇は変えられないが、捉え方を変えれば人生が変わる」実践によって笑いと愛和の人生を歩むことができるという、素晴らしい学びのある講和でした。

最後にシェア会での一言をご紹介します。「倫理を学ぶ側が白旗を持って相手と接すると関係性が良くなる」・・・深いです。